石田惣平准教授(経営管理研究科)が日本経営財務研究学会第50回全国大会において「学会賞」を受賞いたしました

2026/09/08

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受賞対象は、東京理科大学・岩澤佳太氏との共著論文 "Budgetary Participation and Top Managers' Earnings Forecasts"(Journal of Management Accounting Research, 37(2), pp.95-120)です。本論文は、アンケート調査とアーカイバルデータを統合した分析により、現場の下位マネジャーによる予算編成への参加が活発な企業ほど、トップマネジメントの業績予想がより慎重になることを示しました。さらに、下位マネジャーの報酬が業績と強く連動する企業では、この傾向が一層強まることも明らかにしています。組織内の管理会計制度と意思決定の仕組みが、外部開示である業績予想にまで波及するメカニズムを実証的に捉え、財務会計と管理会計の接点を描き出した点が評価されました。

受賞論文は、こちらからご覧になれます。
"Budgetary Participation and Top Managers' Earnings Forecasts"(Journal of Management Accounting Research, 37(2), pp.95-120)

<受賞のコメント>

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左)学会長の岡田克彦先生(関西学院大学)、
右)石田惣平准教授

このたびは、日本経営財務研究学会の学会賞を賜り、大変光栄に存じます。選考委員会の先生方をはじめ、本研究にご助言とご支援をくださった皆様に、心より感謝申し上げます。また、共著者の岩澤佳太先生にも厚く御礼申し上げます。

受賞論文は、企業内部の予算編成への参加が、経営者による外部向けの業績予想に及ぼす影響を検証したものです。昨年の日本会計研究学会での学会賞に続き、同じ論文をファイナンス分野の学会でも評価していただけたことを、大変うれしく思っております。分野の境界を越えて研究に取り組むうえで、大きな励みとなりました。

私はこれまで、会計学とファイナンスの接点を意識しながら研究を続けてきました。そのなかで、早くから海外ジャーナルに挑戦し、成果をあげてこられた日本経営財務研究学会の諸先生方に、大きな刺激を受けてきました。先生方の姿は、私自身が会計研究者として国際的な研究発信に挑戦する支えとなりました。今回の受賞を通じて、改めてその感謝を深めております。 また、私は2011年に青山学院大学経営学部を卒業しました。母校で開催された記念すべき第50回全国大会での受賞は、ひときわ感慨深いものとなりました。

本賞を励みに、分野をつなぐ視点を大切にしながら、研究をさらに発展させてまいります。そして、先生方からいただいた刺激や学びを次の世代にも伝え、教育と研究の両面から学会に貢献していきたいと考えております。

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